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かんざぶろー
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今日は歌舞伎デーでした。
勘三郎襲名披露公演。
別に詳しいわけでもなんでもないけど、両親が好きで特別会員とかなのでチケット先行発売に便乗出来るのです。
いつも三階席ばっかりだけど。

今回のお目当てはなんといっても「野田版 研辰の討たれ」。
初演を観逃してからずっと観たかったんだけど、ようやく再演。
噂にたがわず面白かった。
舞台装置ももの凄く斬新。
あんなこともこんなことも、歌舞伎の常識をくつがえしまくり、それでもちゃんと歌舞伎になってるから不思議。
最後は歌舞伎では初めて体験するカーテンコールもあり(多分これは初演から恒例になってる?)、なかなか感動的でした。
けどあんまり突拍子もないので賛否両論だろう。
現に帰り際に周囲のひとの会話を聞いてると「やだ、あんなの」みたいな声もちらほら。
ジジババは余りの早口&若い人しかわからないような小ネタについていけないような気もするけど、隣のおばあさんとかは結構爆笑していた。
ちなみに予想通り獅童くんは色々つっこまれていました。
出てきた途端お客さんも凄い拍手してたし。
その他ネタばれはこれから観るひともいるかもなので、後で。

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今日の着物。
なんか組み合わせが同じようなのばっかりだけど…。
しかも帰宅後だからシワシワ、自分で鏡に映して撮ってます。
着物は黒の綿麻のデニム。
隣の席のおばあさんに「この紬素敵ねぇ」と話しかけられ、綿麻なんですと言ったらびっくりしてあちこち触りまくっていた。
なんか着物について語り合いたかったらしく、色々褒めてくれてたりしてたんだけどあんまり会話が続かなかった(笑)。



そのいち。
最近の芸人さん系の小ネタ多々アリ。
EX: 波多陽区、レギュラーのあるある探検隊、アンガールズのジャンカジャンカ。

そのに。
七之助が「真夜中の弥次さん喜多さん」の衣装で途中ウロウロしていた。

そのさん。
勘三郎扮する「研辰」が逃げ惑う場面で、三階席の通路(わたしたちの席の目の前!)を通って行った。
客席に来ちゃう演出って歌舞伎にしては凄いことなんだろうな。


以上、多少サムイところもあるんだけど、それもこれも取っ掛かりを作ろうという努力が感じられて楽しめました。
機会があったら是非一度観てもらうと、歌舞伎のイメージが変わるかもです。
by moja_moja | 2005-05-18 22:52 | きもの


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